自衛隊の輸送機オスプレイの佐賀空港への配備計画をめぐり、地元の自治会の会長らが福岡市の九州防衛局を訪れ、地権者だけでなく地域住民にも説明会を開くよう改めて求めました。
九州防衛局は説明会を開く考えは示しましたが、時期については明言しませんでした。
25日、福岡市の九州防衛局を訪れたのは、佐賀空港付近で暮らす佐賀市川副地区の4つの自治会の会長や副会長です。
会長らは九州防衛局の伊藤哲也局長に対し、佐賀空港へのオスプレイ配備計画について、地域住民にも説明会を開くよう改めて求める要望書を手渡しました。
九州防衛局は計画予定地の地権者には去年、説明会を開きましたが、空港付近で暮らす地域の住民に対しては6年前を最後に、説明会を行っていません。
要望書では、おととし11月に自治会が説明会の開催を求めた際も、「漁協との協議を優先」すると後回しにされたとして、九州防衛局の対応に不満を示しています。
出席者によりますと、続く非公開の話し合いの中で、九州防衛局は住民説明会を開く考えは示しましたが、いつ開催するかという時期については明言しなかったということです。
要望した南川副自治会長会の川崎直幸会長は「防衛局は市民を蚊帳の外に置き、漁業者だけを相手にしてきた。きょう伊藤局長は『市民をおろそかにしたくない』とはっきり言ったが、それが私たちの願望だ」と話していました。
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