2022年6月4日(土)
野党議員 細田議長に申し入れ
（写真）記者会見する野党衆院議員各氏。左から４人目は本村伸子議員、田村貴昭議員（その右）＝３日、国会内 |
ジェンダー問題にとりくむ日本共産党、立憲民主党、社民党の議員は３日、女性記者などへのセクハラ疑惑が報じられている細田博之衆院議長に対し、事実関係を明らかにし、国会で説明するよう申し入れました。日本共産党から、党国会議員団ジェンダー平等推進委員会の本村伸子事務局次長、田村貴昭委員（ともに衆院議員）が参加し、細田氏に申し入れ書を手渡しました。
申し入れ書では、細田氏に繰り返し求めてきた国会での説明がいまだ実施されていないと強く抗議。「セクハラ疑惑報道により立法府の権威をおとしめ、政治への不信を招いたことは誠に遺憾」とし、「速やかに事実関係を明らかにするとともに、自らの言動についての責任を明確にする」よう求めました。
申し入れ後の記者会見で立民ジェンダー平等推進本部の岡本あき子本部長代行（衆院議員）は、「細田議長からは『事実無根であり、国会が終わった後に訴訟で明らかにしていく』との話があった。国会会期中の説明を再三求めたが、一切回答がなかった。三権の長たる議長の問題であり、資質、責任の取り方を改めて追及する」と述べました。
本村氏は「議長にはハラスメント防止の責任があり、報道されたことは大変遺憾だと述べた。議長からは『報道を信じているのか』との話があったが、説明責任を果たすべきだ。引き続き真相解明に力を尽くす」と語りました。田村氏は、「疑念はますます深まった。公の場で説明責任を果たすよう求める」と述べました。
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