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Saturday, June 4, 2022

国枝4年ぶり8度目の優勝 死闘を制した!! - スポニチアネックス Sponichi Annex

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テニス全仏オープン第13日   国枝慎吾2―1グスタボ・フェルナンデス ( 2022年6月3日    パリ・ローランギャロス )

車いすの部男子シングルスで優勝し、トロフィーを見る国枝慎吾
Photo By 共同

 テニスの全仏オープン車いすの部は4日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を破り、4年ぶり8度目の優勝を果たした。

 4大大会は昨年の全米オープン、今年1月の全豪オープンに続き、3連勝とした。女子シングルス決勝は第2シードの上地結衣(三井住友銀行)が第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)に敗れ、2年ぶり5度目の優勝はならなかった。

 情熱を新たに頂点に立った。国枝は昨夏の東京パラリンピックでの金メダル獲得後は達成感で燃え尽き「毎日、やめようと思っていた」と言う。しかし、1月の全豪オープン決勝で勝ち「キャリアの中で最高のプレーができた」ことで、モチベーションを取り戻した。

 この日はサイドラインに沿ったストレートがさえ渡り、第1セットを先取した。ダブルスのパートナーでもある相手のストロークの精度が上がった第2セットは落としたものの、第3セットの6―5からのブレークで2時間40分を超えた試合に、けりをつけた。優勝者スピーチではフェルナンデスに「仲たがいせずに、いいチームでいよう」と呼びかける余裕を漂わせた。

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