<DeNA4-1阪神>◇11日◇横浜スタジアム
ああ苦しい…。コロナ禍に苦しむ阪神がハマスタ3連敗を喫した。初回にDeNA石田の暴投で1点を挙げるも、その後はゼロ行進。貯金は底をつき勝率は5割に戻った。コロナ禍の影響で大山、中野、近本ら主力野手が次々と戦線を離脱。指揮を執る矢野燿大監督(53)は苦しい胸の内を明かしつつ、「チーム一丸で戦うことが必要」と力を込めた。
-才木が頑張っていただけに、早い回で援護点が取れれば
「チャンスがないからね」
-DeNA先発石田もよかった
「うーん、そんなに絶好調という感じはしなかったけどね。特に立ち上がりはやっぱり不安定な感じではあったんで、立ち上がりで何とかね、もうちょっといけたらなっていうところやったけど」
-6回山本のバスターは
「どうやったら点を取れるかなと考えた中の作戦やけど」
-才木は最後は残念だったが内容は
「まあ、ねえ、全体的にナイスピッチングやったし。まあ、あと1人、何とかね、あそこで頑張ってくれたらっていうところの課題はあるにしろ、今日の負けは才木の責任ということは別にないと思うので。まあ、あいつらしくしっかり投げたところもあったし、でもこれでよしというところでは。やっぱり最後のアウトの1個を疲れた中でもどう取れるか。ああいうイニングになったところでのあいつが勝つために、いい課題が出たと思う。そこはそう思いながらやっていってくれたらと思う」
-近本が陽性判定。帰ってきた時に悔しさをぶつけてもらう
「それは近本はそう思っていると思うし、まあまあどうしようもないんで、頑張るしかないよね」
-場所も相手も変えて
「苦しいチーム状況であることは変わりないんで。だからといって、頭下げて後ろ向いて、背中丸めてやる野球はしたくないんで。そういうところではこういう状況だからこそ、みんなでさらにチーム一丸で戦うことが必要になってくると思う。誰か1人が活躍して勝てるような感じじゃないんで。1人1人の状態を上げるとか、全員で束になっていかないと、なかなか突破口は開けない。逆にそれができると突破口は開けると思うんで、頑張ります」
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