スーパーマーケット、ヤオコーの直輸入ワインをナビゲート!
エディターAKIYAMA(以下A)最近引っ越しをしまして、そしたらヤオコーが最寄りスーパーになったんです! 前々からヤオコーの評判は聞いていましたが、行ってみたら本当に素晴らしかった。まだ私はビギナーなのですが、ヤオコーファンでありワイン通、SPUR.JPでは占いやドラマLOVERS倶楽部などを担当されている吉村セイラさんに参加してもらいました!
吉村セイラさん(以下Y)私は埼玉在住ではないんですけど、3〜4ヶ月に一度季節が変わるタイミングで遠征しています! そうするとワインはもちろん、シーズナルでフードも変わっているから楽しくて。いつもハンター気分で出かけています(笑)。
ライターYOKOMIZO(以下Z)ワインとともに、ヤオコーで販売されているデリやスイーツなどおすすめの食品もご紹介。10本から選んだ、「ベストうち飲み賞」もぜひチェックしてくださいね!
うち飲みの“はじめの一杯”「プロセッコ」(吉村セイラリコメンド)
Y イタリアの泡はランブルスコやフランチャコルタ、スプマンテなどいくつか種類がありますが私はプロセッコ推し。なぜかというと軽いテイストが和食に合い、日本の食卓にぴったりだから。冷蔵庫に一本あると、安心ですね。
Z 冷蔵庫の泡はお酒飲みにとって、日々を生き抜くための安心毛布ですからね!
Y 超繊細な泡は家で飲むにはトゥーマッチな気がしていて。このプロセッコはデイリーワインにしては上品だけど、ほど良いんです。
Z 酸もきつくなくて、柔らかな辛口。食事とケンカしないで、寄り添ってくれます。そしてこの品質で1,180円!どうなってん!? 今円安でしたよね!?
Y それはねヤオコーグループの小川貿易が直接輸入しているから。ヤオコーの専任バイヤーが直接海外に赴き、現地ワイナリーの生産者と面談をして選んでいるから、納得のいくワインを提供することができるんだそう。もちろんインポーター経由のセレクトされたワインも販売されているけれど、直輸入の割合が圧倒的。
A 企業努力に感謝、本社がある埼玉県川越市に向かって拝まねば!
高品質白ワインが圧倒的リーズナブル「レ テオドリコ ソアーヴェ クラシコ」(吉村セイラリコメンド)
Y モンテフォルテはイタリア・ヴェネト州のワイナリー。ヤオコーでは、DOC(原産地呼称)を名乗る白ワインであるソアーヴェと、ソアーヴェ・クラシコを取り揃えてますが、私が選びたいのは、クラシコです。芳醇な香りとコクが感じられて、十分な飲み応えがある。軽すぎる白よりも、少し奥行きがある白が好きなので選びました。余韻も◎。
Z クラシコでも980円!! 洋梨のようなリッチな香りと引き締まった辛口のバランス、コレ好きです。今回のラインナップを見ても、ヤオコーの直輸入はイタリアワインが多いんですか?
A その件、ヤオコーの中の人に聞いてみました! 品揃えのメインは“イタリアワイン”が正解。その理由はワインと合わせて洋風メニューを考えるときに、家庭だと洋風=イタリアンに親しみがあるから、あえてイタリアワインにしているんだって!
Z 家庭でのオリーブオイルやパスタの常備は、今や当たり前ですもんね。我々の暮らしぶりは全部ヤオコーにお見通しだけど、むしろその掌で転がされたい……!
喉を潤す、すっきりとした清涼感! 「カルブッコ プレミアムシャルドネ」(ライターZリコメンド)
Z 直輸入ワインにはもちろんイタリア以外の国のものもありまして、こちらチリワインです。 グレープフルーツっぽいトロピカルな味わい。まだ夏の名残がある初秋にぴったり。
A このちょっとカジュアルなテイストが、ヤオコーのインストアベーカリー「ヤオコーピノ」のマルゲリータピザと合う〜! ピザ生地もおいしいから食べてみて。
Z 生地にデュラムセモリナ粉を使っているんですね。もちもち食感の薄焼きで、いわゆるパンピザではなく本格的!
Y ちなみにヤオコーのピザは店舗によって、バイオーダーができるんですよ。私は買ったワインに合わせてトッピングを追加したりしています。
A え〜!!もうそれはピッツェリアですよ。
Y ヤオコーのベーカリーに売っている「いちじくとクルミのフランスパン」もおすすめなのでぜひ!
A いちじくがギュウギュウ!アクセントで入っているクランベリーとクルミがたまらんですね。表面は程よくカリッと、中身はふわふわでパン自体はバタールっぽい。もう一切れ、食べちゃお〜! ワインもおかわりで(笑)。
大人気ワイナリーのオーナーが手がけた白「オリジネ1685 ボルドー ブラン」(エディターAリコメンド)
A ワイン漫画『神の雫』に登場し、一躍有名になったシャトー・モン・ペラのオーナーが手掛けるカジュアルなボルドーワインを発見! おつまみなしでも飲める、骨格のある味わいです。
Y もちろん価格が違いますから勝りはしないけれど、モン・ペラのDNAはちゃんと感じますね。おいしい。
Z ソーヴィニヨンブランって苦手な人もいるけど、これはスッと飲めそう。疲れた日とかに飲んだら、沁みるワイン。
Y ヤオコーデビューは、埼玉在住のライターさん行きつけの、ららぽーと富士見店の話を聞いたのがきっかけ。店内になんとワインセラーがあるとのこと。日によって仕入れが変わると思いますが、以前、私が訪れたときは、オーパス・ワンや、ラフィット・ロートシルト、オー・ブリオンらが鎮座していました。直輸入ワインの品質&プライスもそうですが、スーパーにそのレベルのワインがあるのはびっくりしました!
A これも中の人から伺ったのですが、ヤオコーのワインセレクトはワインをこれまで飲まなかった人やエントリーユーザーが受け入れやすい商品を中心に選んでいるそう。それなのに同時に玄人のツボも押さえているところがすごいです!
地中海を感じるスペインの泡「カバ デスカロ ブリュット」(ライターZリコメンド)
Z キリッとした酸味にほのかな塩味のアクセントが、生産地であるバレンシアの海辺の街らしさを感じさせてくれます。こういう泡を飲むと気持ちが明るくなる気がするんですが、酔っているだけかしら(笑)
Y 私のワインヒストリーの中で、いくつかターニングポイントがあって、スペインのワインもそのひとつなんです。スペインのバルでの体験が、「ワインって着飾らないものなんだ!」だと目覚めさせてくれた。
Z 何かを好きになる時って、感動した体験そのものに影響されていたりしますよね。スペインワインの味わいについてはいかがですか?
Y この泡にも言えますが、開放的な感じがしますよね。炭酸がきついんだけど繊細さもあって、地中海の自由なムードを感じます。サンセットを眺めながら飲みたい泡だな。ベランダでもバルコニーでも、これを飲んだら地中海の潮風が吹いちゃう!
A キリッと後引かないおいしさ。低価格の泡って甘味で、飲んだ後に口の中でべったりすることもあるけど、このカバはそれが一切ない!
Y 後腐れがない泡だね!夕日を眺めて飲んだらさ、今日という日はさようならって気がするかも(笑)
Z それ最高です!
じゃじゃ馬な葡萄が絶品ワインに「センサス カリニャン」(吉村セイラリコメンド)
Y スペイン原産の赤ワイン葡萄品種カリニャン100%の赤ワイン。これを仕入れることに決めたヤオコーの担当者の方には、毎年お中元とお歳暮を贈りたいほど出合えて嬉しかったワインです。カリニャンは繁殖力がすごく高い葡萄で、味は少しイガイガしているのが特徴。ある時EUがカリニャンを栽培するのをやめ、他の品種に変えることに助成金を出したんです。それくらいカリニャンって憂き目にあっていたんですよ。ただカリニャンは、その繁殖力をセーブして、ちゃんと手間ひまかけてコントロールしたらおいしくなる品種なんです。そういうところに目を付けて造っているワイナリーがLGIなんです。そこをヤオコーが見つけたところに、さすがだなと!
A ヤオコー、かっこええ!!
Z 飲み続けても疲れない赤。赤ワインが苦手な人も飲みやすい気がします。
Y ヤオコーのチーズタルトが大好物なんですけど、そこにヤオコープレミアムのブルベリーコンフィチュールをさらに追い掛けしたところに、センサス カリニャンをぐびっといったら、もう……!
Z ゴーイング・トゥ・ヘブンですね♪
微発泡&甘みがBBQと好相性「ランブルスコ ディ モデナ アマービレ」(エディターAリコメンド)
Y ランブルスコ ディ モデナ アマービレはヤオコーのワインで一番人気と聞きました。キャンプに行くときによくランブルスコを持って行くのですが、これはちゃんとおいしいから外飲みの格が上がりますよ!
A プライベートでこのランブルスコを初めて購入した時、冷やす時間が待ちきれなくて氷を入れて飲んだのです。でもね、それがヒットだった! ワインの味が濃くてしっかりしているから、氷を入れてもおいしくて。
Y BBQでお肉はもちろん、ウインナーとかちょっとジャンクな食材にも合いますよね。BBQなら料理のテイスト的には赤ワインが欲しくなるけど、野外で正統派の赤はあんまり気分じゃない。ランブルスコは炭酸があり、喉越しもいいしパーフェクト。
A この甘みが、焼き肉のタレとかハンバーガーといいですよね。秋キャンプには欠かせませんよ!
グッドバランスなスペインの赤「イリルム テンプラニーリョ」(吉村セイラリコメンド)
Y このワインは自分の中でスペインバルの象徴的な味わい。テンプラニーリョという葡萄品種で、スペインを代表する赤ワインですね。ピンチョスはもちろん、テンプラニーリョは天ぷらにも合うって言われていて! 油との相性が良いんですよ。
A 駄洒落が事実だった!(笑)
Y いわゆる唐揚げや春巻きといったスーパーのお惣菜売り場にある料理にフィットします。つまりヤオコーで完結する!
A 普段の食卓で親しめる、まさしくテーブルワインですね。今日はヤオコーオリジナルのメンチカツがありますから、どうぞご一緒に!
Z うわぁ、合う〜!ジューシーで、お肉屋さんのメンチカツみたい。ソースとかいらないですね。テンプラニーリョの果実味が油を爽やかに流してくれます。
Y スペインのアンダルシアに家を買いたいなって真剣に思ったほど、スペインバルでのワイン体験は自分の人生観を変えてくれました。午後の3〜4時には仕事を終え、サンセットと共にバルに行きこういうワインとタパスでイイ気分になって。そういう地中海ノリがすごく好きに。実現はしなかったけど、うちでバル気分を思い出させてくれる赤ワインですね。ぜひ皆さんにも推奨したいです!
イタリアワインの王様もお手頃「バローロ」(エディターAリコメンド)
Z ちょっと待ってください。高級赤ワインのバローロもヤオコーにはあるんですか!?
A Yes We have! ヤオコーはあらゆるニーズに応えてくれますから。
Y 文句無しのおいしさですね。「イタリアワインの王様」といわれるのも納得の帝王感!バローロを飲むと映画『ゴッドファーザー』を思い出さずにはいられない(笑)。
Z 赤ワインはどういったタイプがお好みですか?
Y 重厚感のある赤も大好きです。基本的にワインはフードとペアリングして飲むのが好き。このバローロは、すき焼きと一緒に食べたいですね。私トレーニングマニアで、ちょっと趣旨が違うかもしれないけどボルドーで開催されているメドックマラソンに出るのが夢なんです!
Z あの葡萄畑を走るマラソンですね! 給水ポイントで水だけでなくワインが振る舞われたり、参加者が仮装も楽しんだり、もはやパーティ(笑)。
Y トレーニングしているからタンパク質はすごく意識していて、一日の食事のうち朝昼晩のどこかでお肉かお魚を食べるように。その中でも牛肉が好きで、赤ワインは牛肉と相性がよいので好きなのもあります。
A なるほど納得、お肌もピカピカしていらっしゃいます。やっぱり元気の源はプロテインかー!
Y 皮脂じゃない?(笑)そういった意味でもねパンチのある赤ワインは好き、このバローロだったら間違いないです!
貴婦人のような品格と色香「レ テオドリコ アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ」(ライターZリコメンド)
Z こちらは先ほどのクラシコと同じワイナリーで、サクラアワード2022でダブルゴールドを受賞したスペシャルな赤ワインです。直輸入でこの価格ということは、レストランで飲んだら結構お高いですよ! 秋になるとちょっと渋みがあるのが、おいしく感じる。
Y 先ほどのバローロをドン・コルレオーネとするならば、こちらはマダムのような味わい。
Z それって、イタリア人俳優のモニカ・ベルッチじゃないですか! ちょっと色っぽい赤ですし。
Y 確かに!グラマラスで上品さも兼ね備えていて、モニカ・ベルッチみたいな赤と言えるかも(笑)。良いワインって余韻がいいから、飲んだ後の30秒後くらいの残り香が違う。おいしくないワインって大体後味が甘ったるい。
Z 収穫されたぶどうを陰干しして香り、糖度を高めてから醸造するアパッシメント製法により造られていて、ヴェネト州の最高峰なんだそう。
A これからは一口飲んだら虚空を見つめて30秒待機、皆さんメモですよ!
からの記事と詳細 ( 大人気スーパー、ヤオコーの直輸入ワインBEST10【うち飲み向上委員会vol.29】 - ライフスタイル | SPUR - SPUR.JP )
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