寺田稔総務相は20日夜、辞表を提出後、首相官邸で記者団の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。
――このタイミングで辞表を出した理由は。
岸田内閣を支え、政策を前に進めたいという思いと、私の政治資金、特に関係政治団体を巡る諸問題が差し障りになってはいけないという二つの思いがこの1カ月、ずっと交錯していた。（衆院小選挙区を見直す10増10減の）区割り法の成立を一つのけじめの時機として決断した。
――自身の政治資金の問題をどう考えるか。
私自身が関与、チェックしたのではない関係政治団体について、様々な事務的ミス、不手際が発覚した。関係者に聴きながら説明責任を果たしてきた。残された説明責任もあると思うので、しっかり説明責任を果たしていきたい。ご迷惑をおかけしたことは改めておわびを申し上げたい。
――これまでの問題は違法ではないという認識か。
少なくとも今まで私が説明してきたことは何もうそ偽りはない。ただ、確認中のことはしっかりと確認して説明責任を果たしていく。
からの記事と詳細 ( 寺田氏、辞表提出直後に記者団へ説明 「私自身が関与したのでは…」：朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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