◇6日(日本時間7日)大リーグ オリオールズ2―0メッツ(ボルティモア)
オリオールズの藤浪晋太郎投手は、2―0とリードした8回から4番手で登板し、メジャー日本投手で最速の102・6マイル(約165・1キロ)をマーク。三者連続3球三振に仕留める通称『イマキュレート(完全無欠)イニング』こそ、あと1球で逃したが、1イニングを9球で2奪三振の三者凡退に抑えた。
藤浪は2人目の打者ステュワートを外角高め、メジャー日本投手で最速となる102・6マイルの直球で、2者連続の3球三振に料理した。
大リーグ公式データシステムのスタットキャストが導入された2015年以降、これまでのメジャー日本投手がマークした最速は、22年9月10日、エンゼルスの大谷翔平が計測した101・4マイル(約163・2キロ)で、藤浪はこれを一気に1・9キロ更新したことになる。
ちなみに、日本プロ野球の最速は日本ハム時代の大谷と、佐々木朗希(ロッテ)がたたき出した165キロ。
また、米野球データアナリストの第一人者、サラ・ラングスさんによれば、詳細な投球データを分析できるようになった2008年以降、藤浪の102・6マイルはオリオールズ史上3番目の最速記録だった。ちなみに、同最速と2番目は、守護神フェリックス・バティスタが今年6、7月にマークした。
バティスタはさらに、この日の9回に101・9マイル(約164キロ)で三振を奪った。藤浪と「オリオールズの複数投手が同じ試合で101マイル(約163キロ)以上の球で奪三振をマーク」したのは、史上初。メジャー全体では8組目で、今回も含めてそのうち6組が直近3年間で記録されている。
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