学校運営に地域住民らが参画する「コミュニティ・スクール」（学校運営協議会制度、ＣＳ）の導入を進める石巻市教委は４日、本年度第１回の「市コミュニティ・スクール検討推進委員会」を市防災センターで開き、「地域と共にある学校づくり」を巡り意識を共有した。
本年度にＣＳを導入した貞山小、青葉中の２校について、新型コロナウイルスの影響で学校運営協議会が開催できなかったが、貞山小は７月１０日に、青葉中は今月１９日に開催されることが報告された。
本年度は市教委が導入モデル校として８校を指定し、来年度は１０校がＣＳとなり、２０２４年度で全校の導入を終える計画も説明された。
本年度の初会合には、学校教育や地域の関係者、保護者代表、導入モデル校の校長ら１９人の委員のうち１７人が出席。事務局が「先が見通せない社会で学校だけで解決できない課題もある。地域の人に当事者意識を持ってもらう一つの方策がＣＳ」と説明した。
委員からは「他の学校でもやってみたいと思うような役割分担を決めてはどうか」などの意見が出た。
ＣＳは、住民や保護者がメンバーに加わる学校運営協議会を設置。校長が作成し、教育課程の編成や施設管理、予算を盛り込む学校運営方針を承認するほか、学校運営や教職員の任用に関して教育委員会規則に定めた事項について意見を述べる。委員は１５人以内。
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June 07, 2020 at 08:21AM
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コミュニティ・スクール推進 石巻市教委が計画説明 地域と意識共有 - 株式会社河北新報社
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