加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、昨年9月の菅内閣の発足以降に、内閣官房報償費(機密費)として支出した額が5億円に上ると明らかにした。このうち、官房長官が自らの判断で使用でき、領収書が不要な「政策推進費」は約3億6千万円だと説明した。
加藤氏は機密費の使途について「使途等を明らかにすることは適当でないとしてきており、説明することは差し控えさせていただきたい」と語り、「国民の不信を招くことがないよう、引き続き、適正な執行を図っていく」とした。
さらに将来的な公開についても「明らかにすることは、結果として関係者との信頼が失われ、政策に関する事務の遂行に支障を生ずる恐れがある」と否定した。
関連キーワード
からの記事と詳細 ( 菅内閣で機密費5億円 加藤官房長官「説明は控える」 - 東京新聞 )
https://ift.tt/3pyL4JE
No comments:
Post a Comment