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日本相撲協会は5日、横綱白鵬(35)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。三役以上では初の感染者で、10日に初日を迎える初場所(東京・両国国技館)は4場所連続となる休場が決定的となった。感染拡大に伴い東京都と埼玉、千葉、神奈川の3県を対象に、7日にも緊急事態宣言が発出される見込みの中、昨年に続いて新春の土俵がコロナ禍に大きく揺れる。
史上最多44度の優勝を誇る白鵬でも、新型コロナウイルスを制御できなかった。
協会によると、初場所へ向けて部屋での稽古を続けていた白鵬は3日に嗅覚異常の症状が出て、4日に医療機関でPCR検査を受け、この日朝に陽性が判明した。電話取材に応じた芝田山広報部長(58)=元横綱大乃国=は「(白鵬は)病院に入院した。高熱が出ているとかそういう話は聞いていない」とし、初場所出場には「それはもう難しい。(出場は)ないと思う」と説明した。
協会の判断で5日中に横綱の師匠、宮城野親方(63)=元幕内竹葉山=や力士ら部屋関係者全員がPCR検査を受けたという。初場所の番付では宮城野部屋には白鵬のほか十両石浦(30)、炎鵬(26)ら16人の力士が在籍。集団感染の恐れもあり、部屋の力士の出場可否は結果を待って協議される。
白鵬は昨年8月に受けた右膝手術の影響で、自己ワーストの3場所連続休場中。昨年の15日間皆勤は横綱鶴竜(35)とともに1場所のみで、11月場所後の横綱審議委員会では両横綱に対して引退勧告の次に重い「注意」が決議され、初場所へ覚悟を決めて備えるように迫られていた。
からの記事と詳細 ( 初場所緊急事態…白鵬コロナ入院で休場決定的、鶴竜も出場微妙 - サンケイスポーツ )
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