馬毛島問題 国が知事に説明 知事「事前の説明が不十分」[01/13 19:53]
防衛省は13日、鹿児島県の塩田知事に、西之表市の馬毛島を国がアメリカ軍の訓練移転と自衛隊基地整備の「整備地」に決めた経緯を説明しました。知事は「事前に十分な説明がなかった」と不満を示しました。
基地整備に反対する西之表市の住民らが県庁前で反対の声を上げる中、防衛省は12日の西之表市長に続いて、13日は塩田知事と面会しました。
そして知事に、去年12月に馬毛島関連の整備費を盛り込んだ政府予算案が閣議決定され、これまで「候補地」としていた馬毛島を「整備地」に決定したと報告しました。
(塩田知事)「閣議決定がされて(整備地に)位置づけが変わった。何がどう進んでいるのか分からない。今回どうして説明がなかったのか」
(防衛省地方協力局 岡真臣局長)「出来る限り精一杯説明できるように努力すべく対応してきたと考えている。今後も地元のみなさんと緊密に意思疎通を図って一つひとつ説明を積み重ねたい」
面会を終えた塩田知事は、防衛省の対応について「事前の説明が不十分」と話しました。
(塩田知事)「2+2のような日米の合意は外交の話なので、地方自治体として了承するしないということではない。事前に納得がいく十分な説明がほしかったという意味で、丁寧な説明が欠けていると伝えた」
なお、12日に説明を受けた西之表市の八板市長は、今月17日から地元漁協や農協などの意見を聞き取り、今後の対応を検討する方針です。
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