［目次］
お店で飲むような本格的なビールが、自宅で飲めたら…と思っている人も少なくないでしょう。そのような人にぜひ試してみて欲しいのが、家庭用ビールサーバーです。
ビールサーバーと聞くと、とても立派な装置を思い浮かべる人もいるかもしれません。ですが、家庭用ビールサーバーは後述するハンディタイプが主流です。これは市販の缶ビールや瓶ビールに取りつけるだけでOK。特に手間もなく、簡単に使えます。
このページでは、家庭用ビールサーバーを使うメリットや家庭用ビールサーバーの種類を詳しく解説。また、家庭用ビールサーバーを購入するときのチェックポイントと、グリーンハウスやドウシシャなどのおすすめ製品も紹介します。
家庭用ビールサーバーを使うメリット
LoveTheWindGetty Images
家庭用ビールサーバーを使うメリットは、何と言ってもきめ細かいクリーミーな泡を簡単につくれること。ビールの泡には口当たりをやわらかくしたり、炭酸ガスを逃しにくくする役割などがあるため、最後のひと口までおいしいビールが飲めるでしょう。
さらに、泡の量をコントロールしやすいのも魅力です。ビールの黄金比率とも言われる「7：3」のバランスを再現しやすく、お店で飲むようなビールを楽しむことができるでしょう。「家飲みをもっと充実させたい」と思っているなら、まさに必見と言えるアイテムです。
家庭用ビールサーバーの種類
家庭用ビールサーバーには、卓上タイプ・ハンディタイプ・ビアフォーマーの3タイプがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
卓上タイプ
Amazon Prime
「卓上タイプ」はお店でよく見かけるであろうビールサーバーと同じように、レバーを倒して注ぎます。注ぎ口が2つついているモデルもあり、大人数で使うのにぴったり。ホームパーティなどで重宝するでしょう。
さらに保冷機能がついているモデルを選べば、キンキンに冷えたビールが飲めるのもポイント。まるでお店で飲んでいるような感覚を味わいたい人には、卓上タイプがイチオシと言えます。
ただし本体のサイズが大きいため、設置にスペースを要するのがデメリットになります。また、洗う必要のあるパーツが多く、使用後のお手入れが面倒くさい…と感じる人もいるかもしれません。
ハンディタイプ
Amazon Prime
今回紹介する3タイプの中で、最もポピュラーなのが「ハンディタイプ」です。使い方はとても簡単。市販の缶・瓶に取り付けるだけでOKです。持ち運びしやすいコンパクトな製品ばかりなので、バーベキューやキャンプなどでも活躍すること間違いなしと言えるでしょう。
また、構造がシンプルなため、使用後のお手入れが楽チンなのもメリット。洗わなければならないパーツもさほど多くありません。毎日晩酌を楽しみたい人にとっては、非常にうれしいポイントですね。
しかし中には、特定の缶・瓶にしか取りつけられないケースも…。購入を検討している製品が飲みたいビールの缶・瓶に取りつけられるか否かを、あらかじめチェックしておくのをお忘れなく。
ビアフォーマー
Amazon Prime
超音波の力を利用し、きめ細かいクリーミーな泡がつくれる装置を「ビアフォーマー」と言います。コチラも使い方はとても簡単。ビールを注いだグラスを乗せてスイッチを入れたり、スティックの先端をビールに浸したりするだけ。
ハンディタイプのように缶・瓶のサイズをチェックする必要がなく、あらゆるビールに使えます。特に、いろいろな銘柄のビールを飲み比べしたい場合にうってつけでしょう。
その一方で、泡の量を調節しにくいというデメリットも…。コツを掴むまでは、やや使いにくいと感じる場面もあることでしょう。より簡単に注ぎたい人には、やはり卓上タイプやハンディタイプが向いていると言えます。
家庭用ビールサーバー購入時のチェックポイント
Henrik SorensenGetty Images
泡が発生する仕組みを確認
家庭用ビールサーバーの泡は、超音波または炭酸ガスにより発生します。詳しい仕組みを知り、自分に適したほうを選びましょう。
超音波式
多くの家庭用ビールサーバーで採用されているのが、超音波式です。たった1秒のうちに数万回にも及ぶ微細な振動をビールに伝えることで、きめ細かい泡が発生する仕組み。主に電池で稼働するため、場所を選ばず使えるのもGoodポイントです。
炭酸ガス式
炭酸ガス式はガスの圧力によって、サーバーからグッとビールを押し出す方式です。ビールが酸化しにくく、いわゆる「生ビール」に近いすっきりした喉ごしが堪能できます。
ただし、専用のガスボンベやカートリッジを購入しなければなりません。またその分、超音波式より高価になりがちです。少々コストがかさんでも、キレ味抜群なビールが飲みたい！ という人に向いているでしょう。
対応している容器を確認
卓上タイプとハンディタイプの場合は、対応しているビールの容器について、事前にしっかり確認しておきましょう。サーバーとビールの容器のサイズがぴったり合っていないと、本来の使い方ができなくなってしまうからです。
特にハンディタイプの中には、缶ビールにしか取りつけられない製品があるため要注意。瓶ビールがお好きな人は、瓶専用タイプや缶・瓶どちらにも対応可能なタイプを選ぶとよいでしょう。
保冷機能の有無を確認
冷蔵庫から取り出したビールは、時間の経過と共にぬるくなってしまいます。飲み終えるまでキンキンに冷えたようなビールが飲みたいなら、保冷機能の有無に着目してください。
中でも卓上タイプには、保冷機能つきの製品がいくつか見けられます。例えば、グリーンハウスの「スタンドビールサーバー」などが有名。ちなみに保冷機能の有無は、製品スペックなどから確認できます。ぜひ参考にしてみてください。
お手入れのしやすさを確認
やはり、お手入れのしやすさも重要なポイントです。パーツが多くて洗いにくいと、せっかく購入したのに使わなくなってしまったという事態を招きかねません。
お手入れのしやすさを左右するのは、パーツの数。パーツが分解しやすく、数が少ないタイプは洗いやすくてGoodです。また、パーツ1つ1つがシンプルな構造になっていれば、細い部分に付着した汚れも落としやすいでしょう。
なおハンディタイプやビアフォーマーにおいては、機器がビールに直接触れないため、使用後の洗浄が不要なケースもあります。使うたびに洗うのは面倒くさいという場合は、これらをチョイスするのも1つの方法です。
家庭用ビールサーバーのおすすめ10選
グリーンハウス スタンドビールサーバー
市販の缶ビールや小瓶ビールをセットし、レバーを倒すだけで使える卓上タイプ。電源部分を取り外し、注ぎ口を丸洗いできるのが助かりますね。氷点下保冷剤が付属しており、いつもキンキンに冷えたビールが飲めるのもうれしいポイントです。
- タイプ：卓上タイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：330ml缶、350ml缶、500ml缶、中瓶、小瓶
- 保冷機能：あり
amadana（アマダナ） 本格ビアサーバー
サントリーから許諾を得て、同社のビール、ザ・プレミアム・モルツ「マスターズドリーム」をよりおいしく飲むために開発されたビアサーバーです。庫内全体を加圧し、ビールを送り出す方式を採用。マスターズドリーム以外の缶ビールにも使えます。ビールの冷たさを一定時間キープする「ペルチェ式保冷機能」も搭載。
- タイプ：卓上タイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：サントリー ザ・プレミアム・モルツ「マスターズドリーム」のボトル、350ml缶、500ml缶
- 保冷機能：あり
グリーンハウス カクテルビールサーバー
好みの缶ビールとジュースをセットするだけで、オリジナルのビアカクテルを楽しめます。レシピブックが同封されているので、さまざまなカクテルをつくって飲み比べてもよし。また切り替えスイッチを押せば、どちらか一方のドリンクだけをサーブすることも可能です。
- タイプ：卓上タイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：350ml缶、500ml缶、500mlペットボトル
- 保冷機能：あり
ディノス 缶・瓶ビール専用超音波式ビアサーバー
コチラのビアサーバーは、市販の缶や小瓶・中瓶ビール、発泡酒などさまざまな容器に対応しています。乾電池で稼働するため、キャンプやバーベキューにももってこい。注ぎ口を取り外し丸洗いできるので、清潔に保ちやすいところもGoodポイントと言えるでしょう。
- タイプ：卓上タイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：330ml缶、350ml缶、500ml缶、小瓶、中瓶
- 保冷機能：あり
mocomoco ビールサーバー
コチラは、手軽に使えるハンディタイプのビールサーバー。使用後は、サッと拭くだけでOKです。洗浄不要で手間もかかりません。小さく折りたため、バーベキューやキャンプなどに持ち運べます。ビール以外にも、発泡酒やノンアルコールビールに使用可能。
- タイプ：ハンディタイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：350ml缶、500ml缶
- 保冷機能：なし
ドウシシャ ビアサーバー絹泡 ビンタイプ 缶ビール用
ドウシシャのビアサーバー絹泡は、市販の缶ビールに取りつければ、瓶ビール風に早変わり！ 見た目にもおしゃれです。また、接続リングを使い分ければ直径53.5〜54.5mm、直径56〜57mmまでの缶ビールに対応可能。汎用性の高さも魅力の1つと言えるでしょう。
- タイプ：ハンディタイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：250ml缶、350ml、500ml缶
- 保冷機能：なし
BOBUSPE ビールサーバー
缶・瓶、どちらにも取りつけ可能なハンディタイプのビールサーバーです。リチウム電池が内蔵されており、1回の充電で約5時間使えます。直径9.4cm・厚さ7.5cmとコンパクトで持ち運びやすいのもポイント。自宅だけでなく、アウトドアシーンでも重宝するはず。
- タイプ：ハンディタイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：―
- 保冷機能：なし
ドウシシャ ビールサーバー
開栓した缶ビールにカチッと音が鳴るまで差し込むだけで、きめ細かい泡がつくれます。直径56〜57mmの250ml・350ml・500ml缶に取りつけ可能。主要4メーカーのビールにおいてはすべて対応しています。手頃な価格で、試しやすいのもGoodポイントですね。
- タイプ：ハンディタイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：250ml缶、350ml缶、500ml缶
- 保冷機能：なし
ENERG 超音波式ハンディビールサーバー
ビールをグラスに注ぎ入れるときに、「トクトクトク」と効果音が鳴るのがユニーク。目でも耳でも楽しめるアイテムです。また、直径54〜58mmまでの国内外の缶ビールに取りつけられる点も要チェック。多彩なビールを飲み比べしたいときに、イチオシと言えます。
- タイプ：ハンディタイプ
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：直径54～58mmまでの缶ビール
- 保冷機能：なし
Broadwatch ビール泡コースター
一番のメリットは、使い方がとても簡単なところ。ビールを注いだグラスをコースターに置き、スイッチを入れるだけです。ただし、コースターの内側に少量の水を入れるのをお忘れなく。超音波が遮断され、泡が発生しなくなってしまうので注意してくださいね。
- タイプ：ビアフォーマー
- 泡が発生する仕組み：超音波式
- 対応している容器：―
- 保冷機能：なし
まとめ
家庭用ビールサーバーは、クリーミーな泡を簡単に発生させられる便利な機器。自宅にいながら、居酒屋気分を味わえることでしょう。毎日の晩酌に、ぜひ家庭用ビールサーバーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
This content is created and maintained by a third party, and imported onto this page to help users provide their email addresses. You may be able to find more information about this and similar content at piano.io
からの記事と詳細 ( 家庭用ビールサーバーおすすめ10選｜タイプや選び方も解説【自宅でおいしいビールを】 - Esquire（エスクァイア 日本版） )
https://ift.tt/wQOfo04
No comments:
Post a Comment