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Friday, August 26, 2022

「国民にしっかり説明を」 安倍氏国葬で塩田知事 鹿児島県独自で弔意は求めず | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

質問に答える鹿児島県の塩田康一知事=26日午前、県庁

質問に答える鹿児島県の塩田康一知事=26日午前、県庁

 鹿児島県の塩田康一知事は26日の定例記者会見で、安倍晋三元首相の国葬について「実施にいろいろな意見があるのも事実。国民に理解を求めるなら、しっかりとした説明が必要だ」との認識を示した。県独自で弔意を一般県民に求めることはしないと言明した。

 費用を国が全額負担する安倍氏の国葬は、弔意の押し付けとの批判が根強い。塩田知事は、国からの通知を待って弔意の表し方を検討すると説明。一方、2020年の中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬の際には「弔旗掲揚を県庁や教育委員会など行政機関で実施した」とし、対応を踏襲したい意向も示した。

 国葬は9月27日、日本武道館(東京)で行われる。政府は最大6400人に招待状を送付する計画。招待された場合の出欠を問われた塩田知事は「案内があった時に検討したい」と述べるにとどめた。

 また、7月に噴火警戒レベルが初めて5(避難)に引き上げられた桜島の爆発を巡っては「レベル5といっても規模次第で住民や自治体の対応は変わる。情報共有の仕方は課題だ」とした。鹿児島国体に向けては10月16日に鹿児島市のかごしま県民交流センターで開催1年前のイベントを実施すると発表した。

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