栗山監督会見欠席も「早くこのユニホームを着て戦うの楽しみ」
野球日本代表「侍ジャパン」の新ユニホーム発表会が13日、都内のホテルで行われた。東京五輪で活躍した村上宗隆内野手(ヤクルト)、伊藤大海投手(日本ハム)、女子の田中露朝投手(ZENKO BEAMS)、森若菜投手(エイジェック女子硬式野球部)が出席した。なお出席予定だった栗山英樹監督は、仕事先の関係者に新型コロナウイルスの感染者が出たため、大事を取って欠席した。
新ユニホームは、ホームは白地にストライプ柄で、螺旋状の「MUSO(無双)STRIPE」を採用。ビジター用は勝ち色とも呼ばれる紺色が基調で、赤字の「JAPAN」が映える。2009年以来、13年ぶりに胸元の番号が復活する。
栗山監督は「ホームユニホームには伝統を感じます。ビジターユニホームはWBCで世界一を獲ったときのユニホームがベースになっていて強い侍ジャパンのイメージがあり、勝ち色とも呼ばれる紺色はとても侍ジャパンらしいと思います。私も早くこの新ユニホームを着て、選手たちと戦うのを楽しみにしております」とメッセージを寄せた。
ホーム用を着用した伊藤は「ストレッチがきいて素材が軽い。選手にとってアドバンテージになると思う」、ビジター用を着用した村上は「軽くて動きやすいという印象。これを着て来年のWBCに出られるように頑張りたい」と感想を語った。
トップチームはもちろん、社会人代表、大学代表、U-18代表、女子代表など、侍ジャパンの全カテゴリーが同じデザインのユニホームを着用する。
監督を務める栗山英樹氏は、昨年まで日本ハムで10年間指揮を執り、東京五輪で金メダルを獲得した稲葉篤紀監督(現日本ハムGM)の後を受けて就任。3月5、6日に東京ドームでチャイニーズ・タイペイと対戦する「ENEOS 侍ジャパンシリーズ」で、初陣を飾る予定だ。
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